エボラブルアジア社
ITオフショア開発事業部 オフショア営業グループ グループ長 / 新井 康太 様
ベトナムで約850名のエンジニアを擁し東南アジアにおける日系最大級のラボ型オフショア開発事業を展開する株式会社エボラブルアジア。2012年の設立以来、エンジニアの人材不足に課題を抱える企業に対し、「高品質な人材の提供」と「安心のサポートシステム」を強みにサービスを提供されています。クロスコベトナムラボでは、エボラブルアジア社のご依頼を受けて「オフショアお客様駐在員の声 動画」を制作させていただきました。今回は、日本本社で営業を担当されている新井さんに、動画を制作した目的やポイント、活用方法についてお話をお伺いしました。
早速ですが、動画を制作した目的を教えてください。
「ベトナムは物理的に離れていますし、当然言語も違います。そのため、そこで働くスタッフの雰囲気やスキル、コミュニケーションに問題がないかなどについて、お客様にどう伝えるかが営業をするうえでのポイントでした。
そこで、弊社のベトナム人スタッフと実際に直接お仕事をしていただいている駐在の方に、スタッフのスキルレベルやラボの運用方法についてお話しいただくことによって、説得力のある営業ツールをつくりたいと思って制作しました。」
お客様の声は重要なコンテンツなのですね。
「そうですね。もともと、他のお客様からの紹介で弊社のことを知っていただくことも多かったので、やはり口コミというか、実際に利用されている方のリアルな声は一番説得力があります。」
動画を制作した際のポイントを教えてください。
「弊社のサービスをご利用いただいているお客様は、大手企業からベンチャーまで幅広くあります。様々なお客様のニーズに対応できることを伝えたいと思っていたので、規模の異なる4社に対してインタビューをさせていただきました。」
動画で一番伝えたかったことは何でしょうか。
「スキルに関してです。ベトナムは人件費もあがってきているので、価格面だけではそれほどのインパクトが出せなくなっているのが現状です。しかし、弊社ではベトナム国内の優秀層のエンジニアを採用できており、お客様の実感として「スタッフのレベルは日本と変わりません」との声をいただけたので、なかなか伝えづらい質の部分を訴求できたのが一番良かったと思っています。」
動画はどのように活用いただいていますか?
「対面営業や展示会、WEBサイトで活用しています。スキルやコミュニケーションだけでなく、スタッフ採用を含めたトータルのサポートについても紹介いただき、お客様が気になるポイントを的確に網羅できているので、反応は非常に良いと思います。」
今後は、どのような動画活用を検討されているか教えてください。
「今回は規模の異なる4社に幅広くお話しいただいたのですが、今後は、例えば1社に絞って、より業務を深く掘り下げたコンテンツも必要かなと考えています。ベトナムに行ったことのない方でも具体的にイメージできるようなものにしたいですね。」
日本国内では現地の状況がイメージしづらいベトナムにおいて、人や設備、サポートなどの「質」をいかに伝えるか。お客様の声をコンテンツ化する重要性は、今後もさらに増していきそうです。
In the EVOLABLE ASIA office, 4F Saigon Finance Center, 9 Dinh Tien Hoang Street, District 1, HCMC