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Inter BEE 2016 キヤノンブースにてVideoliciousを中心にした「モバイルギャザリング・ワークフロー」の展示を行います。

 

クロスコ株式会社は、昨年に続きInter BEE 2016 キヤノンマーケティングジャパン様のご協力で、キヤノンブースにてVideoliciousの展示/サービス紹介を行います。(幕張メッセ:11月16日(水)~18日(金))
今年は、「モバイルギャザリング・ワークフロー」と題して放送用の映像素材収集をVideoliciosを中心にしたシステム構成でワークフローとして提案します。

【モバイル取材のメリットである速報性を活かすためのワークフロー】
Videoliciousはモバイルを使ったニュース取材のシステムとしてWebのニュースメディアで実績を積んで来たシステムですが、放送用の取材の現場で使用するにはいくつか課題がありました。
*完パケを送るのではなく、素材を集めて編集する従来のワークフローに組み込みたい
*現場で他のスタッフが撮影した素材を集めて編集したい
*動画ファイルではなく、ベースバンドで受け取りたい
*大量の映像をアップロードすると通信費用が嵩む。
今回ご提案する「モバイルギャザリング・ワークフロー」はそうした課題を解決し、モバイルの速報性を活かしたワークフローを実現するものです。

【ワークフローを構成するシステム】
このワークフローを実現しているのは下記のシステムです。
①フィールドでの取材に適したキヤノンのカメラ
②撮影素材を現場で簡易編集、クラウドにアップロードする「Videolicious」
※新バージョンからのフルHD(1080p)対応
※新バージョンの「ダウンロード機能」
③映像のアップロードを容易にするMVNOサービス(クロスコから12月にサービス開始予定)
④動画ファイルをベースバンドに即座に変換するマルチファイルプレーヤー「KAMELEON」(㈱オンテック様)

【使用イメージ】
キヤノンのカメラで撮影した映像データをVideoliciousの端末にコピーし、VideoliciousでOKカットや、インタビューのコメントの切り出しなど、映像の使いどころを簡単に抜出し編集を行います。作業が終わるとVideoliciousは自動でクラウドに映像データのアップロードを行います。このとき、専用のMVNO-SIMを用いると、容量を気にすることなく、どんどん素材を送ることができます。クラウドにアップロードされた素材は、デスクまたは編集者が管理画面(DashBoard)からダウンロードし、ノンリニア編集ソフト/システムで編集することができます。編集された映像は、マルチファイルプレーヤーにコピーすると、そのままベースバンドに変換されます。Videoliciousで作成した映像もそのままマルチプレーヤーで変換することが可能です。

このワークフローにより、現場で取材してからオンエアまでの時間の短縮が可能になり、モバイルを利用しての新しい取材スタイルが生まれてくるものと考えます。

【今後の予定】
クロスコはキヤノンマーケティングジャパン様と協力し、本ソリューションを各メディア様へ提案していく予定です。これによりVideoliciousの放送分野での利用拡大を図ってまいります。また、映像アップロード専用MVNOサービスについては12月に正式にサービスを開始する予定です。

【Inter BEE 2016 キヤノンマーケティングジャパンブースについて】
(第52回)2016年国際放送機器展
International Broadcast Equipment Exhibition 2016(Inter BEE 2016)
幕張メッセ:11月16日(水)~18日(金) 10時~17時30分 *最終日のみ17時まで
キヤノンブース:ホール7/8