サイボウズベトナム社
ベトナム事業支援部 マネージャー / Le Thi Giang 様
グループウエア日本最大手のサイボウズ株式会社の開発拠点として2009年に設立されたサイボウズベトナム社。 同社では、主にサイボウズ社の主力製品の一つである「Garoon」の開発やベトナムで市場開拓を進めている「kintone」の顧客に合わせたカスタマイズなどを行っています。
サイボウズ社の海外展開において、開発拠点・販売拠点としても重要なポジションにあるホーチミンでは、現在も開発案件が増加を続けているため、優秀なエンジニアの採用を積極的に進めています。
今回は、サイボウズベトナム社で事業推進を担当されているGiangさんに採用活動における動画の活用についてお話をお伺いしました。
採用活動はどのような方法で行っていますか?
「主に採用イベントに出展したり、採用サイトに出稿してアプローチをしています。」
反応はどうですか?
「サイボウズは日本での知名度は高いのですが、ベトナムではまだあまり有名ではありません。そのため、採用イベントにはブランディングの目的もあり出展しています。昨年は4回出展しましたが、段々と多くの人に集まってもらえるようになりました。」
採用動画を制作した目的を教えてください。
「一番の狙いは、学生に会社の雰囲気をそのまま伝えることです。会社の規模や、どんなことを行っているか、何を目指しているかは直接話したり、パンフレットで紹介ができます。ですが、それだけでなく、私たちのチームワークの良さや働いている雰囲気を伝えられれば、一緒に働きたいと思ってもらえるはずだという思いがありました。それを伝えるためには動画が一番効果的だと思い、制作することにしました。」
動画はどのように活用していますか?
「自社サイトや採用サイトに載せたり、色々な場面で使っています。例えば、採用イベントでは、動画を流して会社の雰囲気を知ってもらうのはもちろん、動画を見てもらった上でサイボウズ社についてのクイズを出したりもしています。」
やはり『会社の雰囲気を知ってもらう』というのがとても重要なのですね。
「そうですね。そのため、オフィスの見学会も積極的に行っていますが、その待ち時間でも動画を流しています。オフィス見学では会社の一場面しか見せることができませんが、動画であれば、社員が休憩中に卓球をしたり、ギターを弾いたり、課外活動でフットサルをやったりと、社員が楽しみながら仕事をしている様子を見せることができます。」
動画の効果はいかがですか?
「具体的な効果はまだ測れていませんが、会社のPR活動を行ううえで動画がかなり活躍しています。今後は、今の動画も活用しつつ、社員のインタビューなど新しいコンテンツも作っていきたいですね。」
ベトナム人が会社を選ぶときに重視している事の上位には、「職場の雰囲気」があります。
サイボウズベトナム社のように優秀なスタッフを確保するためには、会社の雰囲気をいかにして伝えるかが重要になってきそうです。
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